マーケティング調査(イオンモール秋田)20260116

目次

目的

マーケティングのコンサルティングを行う株式会社MKナレッジの研究・調査として、各種商業施設で行われているマーケティング施策を確認するため、実際に現地調査を行います。

「誰向けに」「何をやっているか」「どういう同線を作っているか」「どう見せているか」を、できるだけ具体的に調査していきます。

概要

日時

2026/1/16(金)10:00~

場所

イオンモール秋田
https://akita-aeonmall.com

調査結果

館内イベント告知(写真展)

入口付近には、秋田市公式Instagramと連動した写真展の告知パネルが設置されていました。

  • ハッシュタグを前面に出した設計
  • QRコードで即SNSに誘導
  • 「あなたも投稿してね」という参加型メッセージ

単なる展示ではなく、「見る→投稿する」という行動まで設計されている点が特徴的です。

映画館・書店連動の特典施策

TOHOシネマズ秋田と未来屋書店を起点に、当日券や税込1,000円以上のレシートをトリガーに、館内各所で割引・特典を受けられる仕組みが展開されていました。

特に目立ったのは、

  • 参加店舗を一覧で見せて「規模感」を演出
  • 割引率や金額を数字で明示
  • Food/Fashion/Goods/Serviceとカテゴリ分け

来館者が「自分に関係ありそうか」を瞬時に判断できる構成になっています。

書店×カフェの滞在設計

未来屋書店とCAFÉ de CRIÉが隣接しており、書店で本を見る→カフェで休憩する、という流れが自然に生まれる配置でした。

POP UP SHOPの設置

エスカレーター付近に、期間限定POP UP SHOPの告知スタンドが設置されていました。

  • 移動中に必ず視界に入る
  • 内容はシンプルに「期間」「場所」「ビジュアル」重視

詳細説明を削り、まず認知を取る設計になっています。

アプリ連動イベント

イオンモールアプリを使ったウォーキング施策も複数掲示されていました。

  • 「歩くだけでポイントが当たるかも」訴求
  • 1日1,000歩/8,000歩など具体的な数値提示
  • QRコードで即ダウンロード誘導

「健康」ではなく「ポイント」を前面に出しているのが実務的だと感じました。

全体的な感想

今回イオンモール秋田を一通り見て感じたのは、館内の施策が単発ではなく、「来館者に何かしらの行動を促す」ことを前提に組み立てられているという点です。

イベント告知は、ただ見せるだけではなく、投稿や参加につなげる設計がされており、割引・特典施策についても、数字を前面に出すことで「どれくらいお得なのか」が直感的に伝わるよう工夫されていました。

また、書店やカフェといった滞在時間が長くなりやすいエリアに情報が集まっている点も、実際に現地を歩いてみて納得感がありました。

アプリ関連の施策については、機能説明よりも「歩くだけ」「当たるかも」といった行動の簡単さを強調しており、アプリを使わせるための心理的ハードルをかなり下げている印象です。

こうした細かい設計は、写真や資料だけでは分かりにくく、現地で見るからこそ気づける部分だと感じました。

今回は初回の調査ということで全体を広く確認しましたが、次回以降は、

  • アプリ誘導施策の変化
  • 掲示物の入れ替え頻度
  • 特定エリア(書店・カフェ周辺)の情報密度

など、テーマを絞って継続的に見ていくことで、より具体的な傾向が見えてきそうです。

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